こんにちは。
リタルダンドのchiakiです。
産後4ヶ月が経ち、私の体もだいぶ回復してきました。
そして妊娠と出産を経て、体がとっても変化しました。
そりゃ10ヶ月近くかけてお腹がどーんと大きくなり、産んだら縮むわけですから
すごく大きな変化です。
妊娠と出産で体も心も大きな変化
産後2〜3ヶ月の頃はマッサージのお仕事を既に復帰していたので、
慣れない育児と仕事で体はガチガチ。
8月は雨も多くて首が痛くて頭痛でガンガンと歩く度に頭が響くような感覚でした。
そういえば、ヨガを始める前は調子が悪くなるとすぐに頭痛を引き起こしてたなぁ・・・
なんて遠い昔の自分の体を思い出したりして。
改めてヨガを続けていた事で体が調整されていたんだなぁと実感です。
私は妊娠・出産を通して、やはりヨガをやっていて良かった。
ヨガ哲学を学んで良かったと思います。
色々な人生の変化に対応できるのはヨガをやっていたからこそと、改めて思うのです。
そして今回はヨガ哲学で学ぶ”道”についてお伝えしたいと思います。
産後は妊娠前に当たり前にできていた事ができない
出産直後は骨盤が緩み、腹筋が緩んだ状態になります。
私は産後すぐにヨガをやってみたら、産前のようにポーズを取る事ができず、ショックを受けました。
妊娠前に当たり前にできた事ができない!!
結構びっくりするものですね。
ヨガ哲学で言われる”道”
私の場合、毎日のようにヨガをしていたので、どのポーズをどんな風に行っていたのか、体がどんな風に動いていたのか自覚がありました。
今まで積み重ねてきた体の動きが全くできなくなるのは、坂を転げ落ちるような感覚です。
ヨガ哲学では、毎日鍛錬をしたとしても、ヨガの道をうまく進めるわけではないと言います。
最短距離でスピーディーに進むこともあれば、回り道をすることもある。
お休みすることもあれば、坂から転げ落ちるように元の場所へと戻ることもある。
人によって舗装された道を歩む場合もあれば、でこぼこ道のこともあります。
だからヨガをどのくらいやったら上達するのですか?という答えはないわけです。
一人一人にそれぞれの道があるからです。
そして、どんなにスムーズに進んだとしても、途中で険しい道になったとしても諦めずに続いている道を進み続けましょうと言われます。
どこかに障害があったからといって、折り返して別の道を選んでも、結局また違う道にも障害はあります。
自分自身を客観的に見つめ、受け入れ、手放す
産後、色々なポーズができなくなりました。
呼吸も何だか苦しい。
集中力もない気がする。
柔軟も思うように伸びないし、体を支えられる筋力も無くなったみたい。
できていた事ができなくなるって結構なストレスですね。
私もヨガクラスを担当する時によく言いますね。
ただ見つめ、ただ感じ、そしてただ受け入れる。
できる事、できない事。それに伴う感情に惑わされる事なく、そう感じた感情をただ見つめ、受け入れるだけ。
ヨガは自分自身を見つめる事です。
心が無になる事はなく、常に心は動き続けています。
そして様々な感情が湧き上がっては消えていく。
私の心も産後の忙しさ、体力の低下でイライラしたり、悲しくなったり。
イライラしたり、悲しくなったりしたっていいんです。
ただその事実を受け入れる事が大切であり、いつまでもイライラも悲しみも続きません。
全てのものは変化し続けている
そう。感情も体もどんどん変わり続けています。
だから妊娠・出産でできなくなってしまったポーズだって、いつまでもできない訳ではないわけです。
できてもできなくても、一喜一憂する事なく、ただ受け入れるのみ。
私の体も産後4ヶ月が過ぎ、まだまだ体力も気力も十分ではありませんが、
ヨガをやりながら、一度できなくなってしまったポーズも再びできるようになってきました。
私は妊娠・出産前後の大きな変化を通して違いが感じやすいのですが、
皆さんもヨガをやり始めた前と今の体や心の変化はどうですか?
全ての物事が変化し続けています。
良い変化であっても、悪い変化であっても、それを受け入れ、ヨガの道を続けていきましょうね!!
ちなみに私ができなくなったポーズ、ブリッジポーズと逆立ちのポーズ
徐々にできるようになってきてますから、今度クラスで一緒にトライしましょうね。
そして、やっぱり妊娠と出産後にはマタニティヨガと産後ヨガがとっても良い事を実感しました。
妊娠中の方、出産後の子育て頑張ってるお母さん、ぜひヨガでリフレッシュしたり、自分自身の体と心と向き合う時間を作りましょう。