肌の乾燥が気になる

最近、とってもマッサージのお客様から肌に関するケアのご質問が多かったのです。
冬の寒い時期だからでしょうか。
でも、冬の乾燥のケアは冬に始めても遅いのです。
夏のケアが冬に現れると思って下さいね。
というよりも肌ケアは1日1日が大切です。

自分の肌に満足していますか？

肌の乾燥だけでなく、乾燥からくる痒み、妊娠・産後・更年期による
ホルモンバランスの崩れからの肌質の変化。
肌トラブルも色々あります。
年齢を重ねる事で肌の悩みも変化していく事もありますね。
私も40歳になり、シミやシワが気になるようになりました。

でも、肌の基本的なケアはいくつになっても一緒です！

その肌ケア、合ってるかな？

肌ケアのお話をする時に、大体の方が油分を多めに塗るようにしているという事を耳にします。
要はコックリしたクリームを使用するように選んでいるという事です。
でもトラブルを起こしている肌に本当に必要なものって何でしょうか？？

それは　　水　　です！！

基礎化粧品は水と油からできている

解剖生理学を細かくお伝えしてもあまり面白くないので…
私たちが使用している基礎化粧品って化粧水、乳液、クリーム、フェイスオイルなど
こんな感じですよね。

これを成分に分類すると、細かい栄養素とかプラスで含まれていることはありますが
ざっくり水と油です。

水と油って本来であれば交わる事はないです。
水と油を混ぜても、時間が経てば下には水が溜まり、上には油が浮いてきます。
水と油を混ぜるために乳化剤というのが使用されます。
乳化剤を使用すれば乳液・クリームができあがります。

水の分量が多ければトロトロとしたクリームになります。
油の分量が多ければカチッとしたクリームになるのです。

基礎化粧品を塗る順番は簡単

良く質問される内容の1つに基礎化粧品を塗る順番です。
とても簡単です。
水から順に油へと移行させれば良いのです。

最初に油で膜を張ってしまったら水が浸透していきません。
なので水・水分の多いクリーム・水分の少ないクリーム・オイルの順で塗れば良いのです。
美容液をお持ちでしたら、その美容液は水っぽいのかオイリーなのかで
お持ちの基礎化粧品のどこで使用すれば良いのか分かってくるかと思います。

肌トラブルがあるなら水を大切に

私たちの体でとっても大切な要素は水です。
大人の体の60％は水で出来ています。
赤ちゃんや子供の体は更に多く、70〜80％と言われています。
そしてだんだんと体が高齢化していくと水の分量は減っていきます。

若々しいお肌って水々しく潤いがあるお肌ですよね。
どの年代の肌でも水分ってとっても大事なのです。
なのでクリームをたくさん塗るのではなく、水をたくさん含ませてあげるケアをしてみて下さい。
そして水をたっぷり吸収させた後に、その水が蒸散しないようオイルで蓋をしてあげましょう。

毎日の化粧水は質より量

私はお肌のケアの質問をされると、とにかく水分補給とお伝えします。
なので化粧水は安くて良いのです。
安くていいから、たくさんたくさん使って欲しいんです。
高い化粧水だと毎日バシャバシャ使うには化粧品代がいくらかかるの？ってなりますよね。
なので毎日のケアは安くて、心に優しい化粧水を使って下さい。

でも、パックをしたり、時々するスペシャルケアの時には
自分の気持ちがちょっと上がる素敵な化粧水を使うのが良いと思います。
私の場合はやっぱりアロマが好きなので 【WELEDA】 やジュリーク（Jurlique） 、MARKS&WEBSの化粧水を使います。
ナチュラルな植物由来のブランドも多く出回っているので、たまに贅沢に使うのも良いですよね！

無印良品のコットンが優秀

無印良品で購入できるコットンがとてもおすすめです。

このコットン、サイズがとっても大きいのです。
なんと　85mm × 60mm
通常サイズが　50mm × 40mm なので
顔にペタッと貼る時にこれだけ大きいと顔全体をカバーしやすくなります。
しかも4層に分かれているので、4枚ぺたぺたっと顔の乾燥が気になる頬や額、目元など
気になるところに部分的に貼ってお気軽パックが可能です。

私はこの部分パックをしながらケーゲル体操（骨盤底筋運動）をするのが産後の日課になっています。
子育てしながらの肌ケアは時間との戦いですが、毎日少しずつですね。