夏頃から寝かせ玄米を作って食べていましたが完全玄米とは程遠く、
ご飯を食べる時もあれば麺類を食べることもある生活でした。
12月上旬に受けた血液検査の結果…
なんと、糖尿病予備軍であることが分かりました!!
分かってからは完全玄米生活の始まりです。
3日間寝かせるって大変?
寝かせ玄米を食べたことはありますか?
私はだいぶ昔に池袋に寝かせ玄米のお店・結わえるの実店舗「いろは」があり
そこで食べたことがあって、
「とても美味しい!、今までの玄米と全然違う!」
と感動したのだけれど3日間保温機で寝かせないといけないのと
我が家には炊飯器がないので保温する機材がない…ということで断念してました。
しかし、子供が3人目産まれると分かった時点で時短家電を取り入れようと大同電鍋を購入したので、
大同電鍋の保温機能で作れるのでは?と思い、自分で作ることにしました。
ご自宅に炊飯器がある方が当たり前かと思いますが、もちろん炊飯器の保温機能で作れます。
大同電鍋で寝かせ玄米は作れるのか?
インターネットで調べても寝かせ玄米を大動電鍋で上手に作っている記事は見つけられませんでした。
大同電鍋はとても良い商品なのだけれどまだまだ利用者が少なくて、
私もうまく使いこなせている気がしないので、
色々勉強がてら試してみようと思うとワクワクします。
試行錯誤を繰り返しながら、私なりに上手くいく方法が見つかりました。
失敗もたくさんしたので、その失敗はまた今度。
失敗しつつ、大同電鍋のクセが分かってきた気がします。
大同電鍋を使った寝かせ玄米の作り方
今の所の私のベストな大同電鍋を使った寝かせ玄米の作り方をご紹介します。
1.圧力鍋で玄米を炊く
寝かせ玄米が食べたい① 平和圧力鍋で小豆入り玄米ご飯を炊くで書いたように玄米を炊きます。
平和圧力鍋を持っていなかったとしても、圧力鍋で玄米を炊いた方が良いです。
3日も時間をかけて作っても、美味しくないと本当に悲しくなるから。
2.平和圧力鍋で炊いた玄米を大同電鍋に移す
1.で炊いた玄米を大同電鍋の内鍋に移します。 必ず内蓋に蓋をします。
ポイント① 一度にどのくらいの分量を仕込む?
せっかく寝かせるなら多めに炊いて、余った分は冷凍したい派です。
私の持っている平和圧力鍋も大同電鍋もMax10合までいけるので
仕込む時は10合です。
しかし、10合の玄米を大同電鍋10合サイズに入れるとパンパンで
かき混ぜる余白がありません。
そのため、2合程の玄米はそのまま食べて、残りの8合程を寝かせる…
という具合に落ち着きました。
ポイント② 内鍋の蓋は必須
保温する時は内鍋に必ず蓋をします。
蓋をしないと、玄米の水分がどんどん蒸発して
3日間で全ての水分がなくなり、カッチカチの玄米になってしまいます。
3.大同電鍋の外鍋底にタオルを敷く
外鍋の中にタオルを敷きます。
私はハンドタオルを2枚重ねて敷いています。
タオルを敷いた分だけ外鍋蓋が閉まりにくくなります。
軽くハマりが悪いな…くらいは問題ないのですが、
ガッツリ空いてる状態は鍋内の温度が下がるのでNGです。
薄手のタオルにしたり、折り方を変えてみたりして試してみてください。
ポイント③ タオルを敷かないとどうなる?
直置きすると内鍋底の温度が上がりすぎるので
底部分の玄米はカチカチに硬くなります。
付属のプレートを敷くのが良いかな?と思ったのですが、
プレートを敷いて内鍋を入れると蓋が閉まらなくなります。
オプション購入できる背が高くなる蓋が(高蓋)あれば問題解決できるのかな?と思います。
4.大同電鍋の外蓋に蓋をして保温
外蓋を必ずしてください。
外蓋をしないと、中の玄米の温度は50度前後になり腐敗し始めます。
5.3日間の保温とかき混ぜ
寝かせ玄米という名前の通り、玄米を保温して寝かせます。
かき混ぜつつ保温をし続けて美味しくなりますよ。
何日寝かせる?
寝かせ玄米のお店・結わえるの寝かせ玄米の作り方
では
3〜4日ほど寝かせると書いてあります。
私は3日以上寝かせた事はありません。
面倒くさいし、時間もかかるし、電気代もかかりますから
3日で十分だと思ってます。
ポイント④ かき混ぜる頻度
3日間保温する時に、置きっ放しではいけません。
1日2回はかき混ぜましょう。
結わえるの作り方は1日1回と書かれていますが、
大同電鍋を使う場合は1日2回です。
私は朝と晩、だいたい12時間ペースで底から天地を返すようにフワッとかき混ぜます。
炊飯器だときっと1日1回で良いのだと思います。
大同電鍋で1日1回にすると、内鍋底の温度が高くなりすぎて
底部分の玄米がカピカピに硬くなります。
私はこの硬くなったお米が苦手です。
玄米を硬くならないように3日間を過ごさせるために
何度もトライした…そんな日々の結果です。
ポイント⑤ 分量が多い時は木ベラでかき混ぜる
ぐちゃぐちゃと潰して混ぜてしまうと小豆が崩れます。
優しく丁寧に鍋肌からしゃもじを差し込んで、下からぐっと持ち上げましょう。
量が多いと、かき混ぜるのも一苦労です。
私は幅が広めの木ベラを使って、鍋底を意識しながらかき混ぜます。
保温をする事で美味しくなる寝かせ玄米
玄米と何が違うのか…
寝かせたからといって酵素が働いたり、発酵したりするわけではないです。
でも、確かに寝かせると柔らかく、もっちりとして美味しくなるのです。
色も段々と褐色が強くなります。
日を追うごとに変化するので、変化してゆく過程を楽しみながら
1日目の寝かせ玄米、2日目の寝かせ玄米…
というように食べ進めることもできます。
子供も食べられる寝かせ玄米
我が家の子供たち全員(1歳から6歳)が
「寝かせ玄米が美味しい!」
と言ってバクバク食べます。
作るのに手間暇かかってるから、あんまり食べないでほしいな…と思うところありです。
寝かせた玄米はふっくらと柔らかいので、小さな子供が食べても消化に問題はなさそうです。
(1歳10ヶ月の子の便で、ご飯粒がそのまま出てきてないか確認してます。)
手順確認
・まずは玄米を炊く
・玄米を内鍋に移し、内鍋の蓋をする
・大同電鍋の外鍋にタオルを敷く
・大同電鍋の外鍋の蓋をして保温
・3日間保温、1日2回はかき混ぜる
・3日間保温しながらも都度食べられる
どうでしょうか?
面倒くさい…でしょう。
でも、面倒くさいを凌駕する美味しさが寝かせ玄米にはあると思いながら
日々、せっせと仕込んでいます。
結わえるの寝かせ玄米のレトルトパック
寝かせ玄米を食べてみたいけど作るのが大変と思った方は
結わえるのレトルト寝かせ玄米
が本当にオススメです。
どうやったらこんなに美味しく炊けるのか。
玄米の種類とか色々あるのかな…と思いつつ
私もあの手この手で工夫しながら美味しく炊いて、結わえるの味に近づけたいと思ってます。