抱っこレッスンのポイントの復習
- 1つめのポイントは“より高く・より近く”
- 2つ目の“赤ちゃんの姿勢はM・C・W”
産後に実感した抱っこの大変さ|赤ちゃんと心地よく過ごすためのポイント
今回のレッスンでは密着感と圧迫感についてお伝えします。
赤ちゃんは不安?ぎゅっとホールドされると安心
なぜ赤ちゃんは泣くの?赤ちゃんの欲求は3つ。
赤ちゃんが泣く時ってどんな時でしょう?小さな赤ちゃんであればあるほど、理由はシンプルです。
お腹減った・眠い・お股が不快
だいたいこれです。泣き始めたら、まずオムツかな?ミルクかな?それでもダメなら眠いのかな?と試してみて下さい。
赤ちゃんが大きくなってくると、もう少し欲求が複雑になるかな?と思いますが、小さいうちは単純に生きているのでこの3つを解決させれば落ち着いてくれると思います。
赤ちゃんは寝るのが下手
赤ちゃんって眠いのに、とっても寝るのが下手なんです。赤ちゃんだけでなく子供もです。もっと言うと私のお店へセラピーに来る大人でも寝るのベタな人、結構います。
眠いのに寝たくない…っていう時もありますし、眠い時の前ほど手足をバタバタさせて暴れます。
一体何がしたいのでしょう?大人は何?って思いますが、赤ちゃんはそう言うものなんだと思います。

赤ちゃんは不安がいっぱい
赤ちゃんがお腹の中にいた時ってどんな世界だったでしょうか?お腹の中で手足をバタバタさせるとすぐにお母さんのお腹の壁があって、自分の手足がすぐにお腹の壁にぶつかっていたんです。外の世界に出てくる直前はぎゅうぎゅうなぐらいです。ちょっと圧迫感を感じながら、赤ちゃん自身もぎゅっと小さくなって過ごしていました。
外の世界に出てきたらどんな世界でしょうか?手足を伸ばしても、どこにもぶつからなくて。広い空間にポツンといる感覚はちょっと不安になってしまうかもしれません。
おくるみを使ってお雛巻きをするのもギュッとした世界を作り出してあげられます。お母さんやお父さんがギュッと抱っこしてあげると、お母さんやお父さんの温かさやお腹の中で感じていた心臓の鼓動も感じられます。お腹の中にいた時と近い空間を作り出してあげるギュッとした抱っこで赤ちゃんが安心してくれるとスヤスヤと寝てくれる気がしてきませんか?

抱っこ紐を使ってぎゅっと密着させて赤ちゃんをホールドしましょう。
手抱っこの時に赤ちゃんの膝を支えることをお伝えしました。両腕で赤ちゃんの膝を支えるor片腕で赤ちゃんの膝を支えて、もう片方の腕で首や背中を支える事ができます。
でも、手抱っこではぎゅっと密着させるのは難しいのです。抱っこ紐を使えば両手が空くので、抱っこをしているお母さんも抱っこだけではなく他の作業もできるようになるので便利なツールです。でも、この抱っこ紐を使いこなせていない方が多いのではないでしょうか?
次のレッスンで抱っこ紐の使い方をお伝えしたいと思います。