こんにちは。instructorのseikoです。涼しく過ごしやすい日もあれば、夏みたいに暑い日もあったり。気温の変化も体調管理も忙しいですね。
今日は私が続けている全く痛くない、誰でも楽〜〜にできる”Jala Neti (鼻洗浄・ジャラネティ)” を紹介したいと思います。

ハタヨガ7支則
ハタヨガには7つの段階があります。
- Shatkarma(シャットカルマ、サトカルマ)
- Asana(アーサナ)
- Pranayama(プラナヤマ)
- Mudra(ムドラ)
- Pratyahara(プラティアーハラ)
- Dhyana(ディアーナ)
- Samadhi(サマディ)
それぞれの詳しい話はおいといて、1番最初に出てくるshatkarma(Shat =6つ、karma=行い)で身体全体、胃や腸、神経系などの浄化を意味します。
Shatkarma(シャットカルマ、サトカルマ)
心を綺麗にするためには、体の不純物を取り除き、エネルギーのブロックを取り除くことが大切だとあります。
それは、6つの浄化技術によって達成されます。これらの技術は、精神面や肉体面においての不調を癒す効果があります。
この6つの浄化技術の中の最初にJala Neti 鼻うがいがあります。
鼻の働き
鼻は肺に入る空気を、体に害を与えないように綺麗にし、温める体の器官です。
私たちの吸う空気は、冷たすぎで、乾いていて、ばい菌がたくさん含まれているんです。なので、肺に入れるのには適していません。鼻はそうした状況を改善する機能をもっています。鼻の役割って凄いですよね。

鼻うがいの効果
風邪の予防、目、鼻、のどの病気、扁桃腺、頭痛、不眠症、、疲れ、うつ、不安、喘息、肺炎、気管支炎など健康全般に効果があります。
さまざまな神経を刺激し、そことつながる脳や器官を完全にしていきます。
鼻うがいの準備
鼻うがいの道具
私は鼻うがい用の道具・ネティポットを使っています。他の道具も試しましたが、これがとても優れています。
私とChiaki先生の師から教えてもらいました。他のもの、急須や専用のNeti ポットなど、自分の使いやすいもので大丈夫です。が、慣れるまでコツがいる場合もあります。
塩水
体温くらいの温度のぬるま湯300mlを用意します。小さじ半分程度の塩をいれてしっかり溶かします。冷たくても熱くても、少し違和感があります。慣れると平気ですが、体温くらいの温度だと鼻を通る感覚もないくらい楽であっという間に終わりますよ。
洗浄剤が付属されている場合は、そちらを使って頂いて大丈夫です。
鼻うがいのやり方(ネティポットを使った場合)
- 鼻の通りが良い方にノズルをあてます。
- 顔を軽く傾けて、口をあけて口呼吸をしながら、底にあるボタンを押します。反対側の鼻から水が流れます。
- 半分水を残して同様に逆の鼻でも行います。
- 終わったらしっかり乾かします。
- 親指で鼻を押さえて、鼓膜に気をつけながら反対の鼻からシュッシュッと10回くらい強く吐きます。
- 同様に反対側も1〜4を行います。
- 最後に両鼻から何度か強く吐いて、しっかり乾かします。
鼻うがいをするタイミング
Netiは、朝食前に行うのが望ましいそうですが、食後でなければいつでもいいです。1日1回で十分です。
鼻うがいの注意
- 慢性的な鼻づまりの方は避けたほうがいいでしょう。
- 水は、熱すぎないようにしましょう。
- 塩はしっかり溶かしましょう。
鼻うがいを習慣にして免疫力アップ
とっても簡単にできるので試してみてくださいね。私はもう習慣になっています。やらない日、できない日もありますが、ほぼ家にいるときは、起きたらお湯を沸かして、塩を準備しています。無意識の行動になりつつあります。笑
鼻うがいを習慣化させて免疫力をアップさせればアレルギー対策や風邪予防になりますよ。わからないことがあれば、いつでも聞いてくださいね。
ヨガのクラスでは出来ないヨガの技術です。リタルダンドのヨガクラスでは呼吸を通して、体の中を浄化しましょう。
こちらのブログではヨガ哲学のことや瞑想についても綴っています。ご興味あれば、そちらもご覧下さい。