久しぶりに昼過ぎから頭痛が…子供達が騒がしいせいなのか、疲れが溜まっているせいなのか、
雨が降っているからなのか。

とにかく頭が痛いので夜のケアを植物の香りに助けてもらいながら丁寧に行なってみます。

アロマバスミルクでゆったりバスタイム

普段は3人の子供達と一緒に入るお風呂。今日は頭が痛いので1人で入ります。やっぱり1人で湯船に浸かると全然違いますね。

アロマ精油がブレンドされたバスミルクを入れて、ゆっくり深呼吸をします。精油の香りと温かなお湯の温度が体の緊張を緩めてくれます。お風呂に入りながら首・頭・顔をじっくり押してセルフマッサージをして筋肉の緊張を緩めまると、頭痛を引き起こしていた筋肉の緊張が緩み始めます。

フレーバーライフの【SLEEP STEP】アロマティックバスミルク

私が最近愛用しているのはフレーバーライフのスリープステップ・アロマティックバスミルク。たくさんの精油が既にブレンドされていて、手軽に使えるのが既製品の良いところ。

精油をお風呂に入れる場合は3〜5滴が適正量なので、たいしたブレンドは出来ません。このスリープステップ・アロマティックバスミルクは8種類の精油がブレンドされています。精油が多ければ良いという事は全くありませんが、複雑にブレンドされて、手作りと異なる良さを感じられるという点が私は気に入っています。

あと、8種類の精油を全部揃えようと思うと、結構なお値段にもなるので既製品はアロマを気軽に楽しみたい方に良いかなと思っています。

このバスミルクは米ぬか油、オリーブオイル、ホホバオイルが配合されているので肌への保湿作用がアップするのも良いところです。

【SLEEP STEP】アロマティックバスミルク・クリアビューティー

今回使用したのはクリアビューティー
配合されている精油は…

ベルガモットFCF・レモン・マジョラムスイート・ユーカリラディアータ・シダーウッドバージニア・クラリセージ・ゼラニウム・ベンゾイン

マジョラムは筋肉の緊張をほぐしてくれるので、私も頭痛や生理痛がある時に好んで使う精油です。ベルガモットやレモンの柑橘精油は疲れた心を緩めてくれます。

【SLEEP STEP】アロマティックバスミルク・スイートドリーム

もう1種のスイートドリームはお店でフットバスの時に使用しています。個人的にはスイートドリームの方が好みです。オレンジの甘いけれど軽めの柑橘の香りが心地よくて入浴後、とても温まりますよ。

こちらのスイートドリームの配合精油は…

ラベンダー・スイートオレンジ・ブラッドオレンジ・ホーウッド・パルマローザ・カモマイルローマン・シダーウッドバージニア・ベンゾイン

ラベンダーやカモミールも生理痛や緊張した体を緩めるのに良い精油です。


顔周りのセルフマッサージのポイント

湯船の中でマッサージする時、皮膚を摩擦したくないので擦らないようにしましょう。押したいポイントを見つけたら、そのポイントをじっくり押してから離すようにします。

決して皮膚を引っ張らないようにしましょう。

もし、少し揺らす刺激を加えたいなら、押した状態をキープしながら軽く円を描くように動かします。1番のポイントはじっくり押して、5〜10秒くらいキープしてから離すです。

フェイスラインや頬骨ライン、顎関節、こめかみ、目の周りなどじっくり押してみましょう。

頭皮も同じような感覚で押したいポイントを決めたら皮膚を引っ張らずに押す、そして円を描くようにする。頭はより腕を上げないと押せないので、大変だなと思う人は頭皮ブラシを使うのも良いですよ。

weledaのヘアケア製品はセージやローズマリーの香りで頭皮も引き締まります。ブラシは持ち手が木製なのが手に馴染みやすくて良いですよ。

入浴後はアロマオイルでセルフマッサージ

入浴後はアロマブレンドオイルを作ってセルフマッサージをします。ブレンドオイルはその場で作るのが一番オススメです。もちろん作り置きもできるのだけれど、精油はどんどん香りが揮発してしまうものなのでブレンドオイルは使用するたびにブレンドする方が良いと思います。

そんな理由もあってリタルダンドのアロマトリートメントではお客様と相談しながら今日の香りをを決めて、トリートメント直前にブレンドオイルを作っています。

ブレンドオイルの作り方

【材料】

  • ホホバオイル     10ml
  • ラベンダー      1滴
  • シダーウッドアトラス 1滴

ただ分量を混ぜるだけです。簡単ですね!しかし分量は必ず守って下さい。
体に使う場合は1%濃度です。

5mlの植物油に対して精油は1滴。今回は10mlのブレンドオイルを作るので精油は2滴です。

セルフマッサージのポイント

オイルを使用してのマッサージなので肌を滑らせるようにマッサージして大丈夫です。お風呂のケアでは潤滑油がない状態だったので擦らないように!を気をつけていましたが、オイルケアの場合はたっぷりオイルを肌に塗布しているので擦って大丈夫。

私は脚(ふくらはぎや太もも)からオイルを塗り始めます。最後に足裏がオイルまみれだと立ち上がれなくなっちゃうからです。足裏は全身に繋がる反射区もあるので、適当でも良いから指先・土踏まず・踵周りなど、少ししっかり目に力を加えて押し流しましょう。

ポイントは親指で押すのだけれど、添え手の他4本の指で甲側を支えておく事です。
押す指よりも、添える手の方が大事ですよ!

脚全体が終わったら腕や首・肩を撫でるように、少し圧力を加えてケアします。力を入れるのが大変だったらオイルを塗るだけでもOKです。アロマオイルにはオイル自体に筋肉の緊張を緩めさせたり、リンパの流れを促す作用が期待できるのでセルフマッサージする体力も残ってない…なんて時は塗るだけにしましょう。

こちらもweledaのマッサージブラシがオススメです。

先ほどのは頭皮用だけど、こちらはボディ用。少しの力でしっかりほぐれるので、あまり力を入れすぎないように撫でるように行うのがよいですよ。

ラベンダー精油とシダーウッドアトラス精油

私がブレンドしたラベンダー精油とシダーウッドアトラス精油。

本当に疲れた…っていう時はラベンダーを使って間違いありません。鎮静作用はバツグンですし、気持ちを高めるわけでも、沈めすぎるわけでもなく、ニュートラルへ近づけてくれます。非常に疲れている時に鎮静作用が強すぎると、持ち上がって来られなくなる時もあるわけです。ラベンダー精油は「中立」というキーワードがぴったりだと思います。

シダーウッドアトラス精油はリンパの流れを促進させる効果が期待できます。香りはヒノキに似た香りで落ち着きを与えてくれます。シダーウッドはバージニアとアトラスと2種類ありますが、アトラスの方がより甘みのある柔らかな香りで気持ちを落ち着けたい時に私は使います。

今回のブレンドを作る時に「ローズマリー」も考えたのですが、私の今の疲れ状況には「強すぎる」ため、やめておきました。ローズマリーは強壮作用があるので元気を与えるのに良いのですが、ある程度、体力のある人に使った方が良いです。エネルギー切れを起こしている時には、もう少し優しい香りが良いと思います。


セルフケアの翌日…

このブログを書いているのはケア翌日の朝です。ぐっすり寝て、ケアのおかげもあってか頭痛も治りスッキリしました。

子育ても大切だけど、自分の時間や自分のケアの時間も大切だと実感です。