子供達は絵本が大好きです。たくさんの本を読むために図書館も利用します。でも、自宅に置いておく絵本は何度も何度も読み返して、覚えてしまうほど読み続けます。
そんな子供達を見ると、家に絵本がある大切さも実感します。本屋で子供達と一緒に絵本を選ぶ楽しさもあるけれど、毎月1冊ポストに届くワクワクする気持ちも子供達から感じます。
世界の絵本が届くワールドライブラリー社の絵本の定期配本サービスをお願いして1年が過ぎました。なかなか良いサービスだったのでご紹介したいと思います。
ワールドライブラリーの外国の絵本で自宅で海外を感じる
1番目が6歳の時にだんだんと世界が広がって自分の住む街や国を認識できるようになりました。そうすると日本地図を見たり、世界地図をみたり、国旗を眺めたりする時間が増えました。自分と自分以外が明確に認識されて、世界が広がったように感じます。
5人で海外旅行へ行くには私としてはハードルが高いけれど、世界の絵本を見ながら世界を感じてみるのはどうだろう?と思っている時に世界の絵本を出版しているワールドライブラリーという会社があって、お手頃価格のサブスクリプションがあるので試してみることにしました。

ワールドライブラリーの絵本の背表紙に国名と国旗
世界の絵本なので、背表紙をみると国旗が描かれています。我が家では、ワールドライブラリーの絵本が届くと、「どこの国の絵本かな」と子供達と国名と国旗を確認します。
フランス・ドイツ・イギリス・スペインなどヨーロッパもあれば、中国・韓国などアジアもあります。オーストラリアの絵本もあったし、ブラジルやアルゼンチンなど南アメリカもありました。我が家の2番目はブラジルやアルゼンチンのお話に夢中になってました。

ワールドライブラリーパーソナルの絵本は仕掛け絵本がたくさん
ワールドライブラリーが出版している絵本は仕掛け絵本もたくさんあります。特に低年齢向けの絵本の配本は仕掛けが多いと思います。
我が家は1歳9ヶ月から、4歳2ヶ月から、6歳5ヶ月からそれぞれ加入しています。4歳の子にも6歳の子にも、それぞれにあった仕掛け絵本が届きます。
ワールドライブラリー『ようせいたちのもり』1歳10ヶ月配本
ちいさな指先でも仕掛けを動かしやすい『ようせいたちのもり』はイタリアの絵本で、妖精やフクロウなどの生き物が描かれています。イラストもとても可愛らしく、指先で仕掛けを動かしていると大人も癒されます。

ワールドライブラリー『りんごのふしぎ』2歳4ヶ月配本
とにかく仕掛けが見事!!でした。私も絵本を開けて、仕掛けを動かすと「わぁ!!」と感動します。ドイツの絵本で、私も学生の頃に1ヶ月ほどドイツに滞在したことがあるのですが、「りんご、よく食べるものね」とりんごが身近なドイツならではの美しい仕掛け絵本です。大人も優しい気持ちになれる本です。
ワールドライブラリー『ほら、むすべるよ』4歳6ヶ月配本
この絵本で4歳の娘も6歳の息子もあっという間に蝶々結びができるようになりました。娘は蝶々結びができるようになった事が嬉しすぎて、この本を持ち歩いて、おじいちゃんやおばあちゃん、友達達に見せびらかしていました。
ちょっと不器用な6歳のお兄ちゃんも簡単に結べるようになったので、親としては感謝です。
ワールドライブラリー『とびだすえほんDX 恐竜』6歳6ヶ月配本
恐竜好きの1番目が特に大喜びだった恐竜の仕掛け絵本です。この本欲しさにお兄ちゃんも加入しました。
こちらの絵本の定価は2,420円。サブスクだと1,300円で届けてもらえるので、とてもお得です。
6歳6ヶ月で配本なので、しかけを壊すこともなく、繊細に扱ってくれます。3番目が2歳ちょうどだったので、お兄ちゃんは「絶対に触らせない!」と宣言していました。

ワールドライブラリーの絵本は強度抜群
世界の絵本は製本状態が日本と違うものがあります。子供達と「こんな紙もあるんだね」と違いを確認するのも楽しいです。日本ではあまり見ないな…と思うのは撥水加工がされた絵本です。
撥水加工がされていると、汚れたりしにくいですし、破れにくいです。ベビーカーに乗せて絵本を持ち歩く時にも便利です。
ワールドライブラリーパーソナルは月額1300円でお得
ワールドライブラリーパーソナルは毎月1冊配本されます。価格は送料込みで1,300円です。
実際は1,300円以上の値段の絵本が配本されるので、割引価格で購入できるメリットがあります。
ワールドライブラリーパーソナルは兄弟登録できない
1つのアカウントで3人の兄弟の登録はできないので、それぞれで登録し管理しなければなりません。
1アカウントにつき1メールアドレスが必要で、同じアドレスは使えません。ここはすごく不親切だと感じます。
アカウント管理する時に、誰がどのメールアドレスでIDは何だと覚えておくのは面倒です。この点はとても不親切に感じるので、いつか統一管理できるようになって欲しいです。

ワールドライブラリーパーソナルは解約簡単
兄弟3人同時にワールドライブラリーパーソナルに申し込みしましたが、1番上の子だけ5ヶ月で解約しました。
解約もボタン1つで解約できるので簡単です。
ワールドライブラリーパーソナルの解約理由
なぜ6歳のお兄ちゃんだけワールドライブラリーパーソナルを解約したか。
それは配本される本の内容の文章が長かったからです。
我が家では3人の子供達が寝る前にそれぞれ好きな本を持ってきて、本を読み聞かせをしてから寝ます。3冊分を読むのは結構時間がかかります。
ワールドライブラリーで配本される6歳向けの絵本はどれも分量がかなりあって、その本を読んで、更に下の子達が望む本を読むと20分以上かかる…。寝る前のちょっとの読み聞かせが、がっつり絵本を読む時間に変わってしまいました。
1人っ子だったり、3人で1冊だけというルールにしていれば良かったのかもしれません。我が家のシステムでは、トゥーマッチだったので解約にしました。
2番目がこのまま6歳になったら、お兄ちゃんの時の状況とは変わるので、取り続けても良いかな…と考えています。

ワールドライブラリーパーソナルの配本対象年齢
ワールドライブラリーパーソナルの配本は1歳0ヶ月から加入でき、7歳11ヶ月まで続けられます。
入会も退会も簡単にできるので、配本リストに合わせて欲しい本がある時に数ヶ月入会するのも良いかもしれません。
ワールドライブラリーパーソナルの本を既に持っている場合
ワールドライブラリーパーソナルの配本される予定の本を既に持っている場合は、アカウントの管理からリストをチェックすると違う絵本を送ってくれます。
リストにない絵本が来るのもワクワクして楽しいです。
ワールドライブラリーパーソナルの絵本を通じて育む親子の世界
一番に思うのは、「自分では買わないだろうな…」という本が届きます。そして、そんな本がとても良い内容だったり、子供がすごく好きになる本だったりします。
『のんびりニッペルチェ』というオランダの絵本を読んだ娘は、この絵本が大好きになりました。
何度も何度も読んでと頼んで、私も読んでいると「ニッペルチェって娘とそっくりじゃない!」ってこと。
ぜんぜん違う場所に住んで、暮らしていても「そっくり」なんだね。と娘と一緒にびっくりしました。
そして「みんな一緒だね」と話していたのだけれど。
『のんびりニッペルチェ』の中でお母さんがニッペルチェに「いそいで、ニッペルチェ」とたくさん声をかけていて、私も夫も「いそいで、ルッペルチェ!」と娘の名前にかけて呼ぶと…心底、そう呼ばれるのが嫌だと言われました。

親子で絵本の世界を堪能し、「嫌がる呼び方はしちゃいけないね」と親子で確認しました。
大好きな絵本の物語が子供の世界に与える影響は大きいなと実感します。絵本の世界は偉大ですね!
まとめ
子供達が色々な国で作られた絵本を読みながら、様々な世界に触れていると思います。絵本はそれだけでなく、読んでくれる人の声や絵本の紙の手触りなど、内容だけに留まらず、たくさんの情報を子供達に届けてくれます。親としては読むのがちょっと面倒だな…と思うこともあるのだけれど、頑張って子供たちが本を読んで欲しい欲求に向き合って行きたいなと思います。
以前のブログでZ会のことも綴りました。Z会も月齢に合わせたオススメ図書を毎月10冊紹介してくれます。第1子、第2子ともに受講していて第2子が年長コースをやっていると第1子の時のオススメとは違うものが紹介されていました。きちんと毎年アップデートしているのだな…と思います。
親が読ませたいもの、子供が読みたいもの、第3機関がお勧めしてくれるもの。それぞれの良さがありますね!!