3番目を出産して、もうすぐ2年。2年経ったら産後って言わないな…という思いで、本腰を入れてダイエットに向き合うことにしました。

産後、どのくらいで体重は戻る?

私の場合、第1子・第2子で戻る期間が異なりました。第1子の場合は産後1年ぐらいで元の体重に戻り、第2子は1年半かかりました。

我が家は、ほぼ2歳差なので体重が戻ったなと思ったら次の妊娠期間に突入する感じです。

今までの感覚でいくと第3子は2年はかかるな…と思っていたのだけれど、今の感じじゃ「全然戻らないぞ!」という焦りを感じ、しっかりダイエットに臨まなければと危機感を持ったところです。

自分に合ったダイエットをしたいな…と思っていたので前から興味があった「7号食ダイエット」をやってみようと思いました。

7号食ってなに?

マクロビオティックの創始者の方が考えた食事の分類があります。

7号食:生成されていない穀物(玄米)のみ

6号食:玄米ご飯+味噌汁(お漬物もOK)

5号食:六号食+季節の小鉢一品

4号食:五号食+季節の小鉢二品(魚OK)

3号食〜1号食(快楽食)

3号食:おかず3品。
2号食:おかず4品
1号食:好きなものを好きなだけ

8号食:断食

何も食べない。究極だけど生きていけないですね。

7号食ダイエット・10日間玄米のみ、4日間は回復食

最初の1〜10日間は玄米のみを頂きます。この時に自然塩とゴマ、無添加の梅(塩のみで漬けた梅)は食べてOKです。

「食べる量は食べたいだけ食べて良い」というのが現在のルールですが、厳格にするには「1日1膳」というものや「1日最大600gの玄米」というルールがあるようです。私は1日2食、毎回1膳を頂くようにしました。

まったく食べない断食ダイエットではないので、お腹が減って辛い…という感覚はありませんでした。

7号食の詳しいやり方は“結わえる”の7号食についてのページを見て実践しました。詳しくQ&Aがあるので良くわかると思います。書籍もあるようです。

10日間で食べても良いもの

基本は玄米に塩・ゴマ・梅干しですが、玄米餅・玄米フレーク・玄米ポンセン・玄米せんべいなどが食べられます。

要は原料が玄米と胡麻と塩であれば食べても大丈夫です。最近のオーガニック食品店は種類も豊富で大変助かりました!大泉学園駅やひばりヶ丘駅の近くにはアンドリーフという自然食品店があるので、そちらで購入できますよ。

14日間で飲んでも良いもの

ノンカフェイン・ノンカテキンのお茶や水が飲んでも良いものです。炭酸水や玄米甘酒も飲んで大丈夫です。カフェインレスのコーヒーや紅茶はNGですのでご注意を。

玄米甘酒

お腹減ったなぁ…っていう時に玄米甘酒を飲むと満足感がアップするので良かったです。でもダイエット後半は玄米甘酒の満足感が重すぎて、飲まなくなりました。

私のお気に入りは2つ。マルクラの濃縮タイプの甘酒。お水で割ってボトルに入れて冷蔵庫で保存します。濃縮タイプなので、ただ飲むだけではなく、料理でお砂糖を使う代わりに甘酒を使ったりします。

ヤマト醤油味噌のストレートタイプの玄米甘酒。これ、すごく美味しい!!ただ、お値段が結構良い金額なので、贅沢したい時に買います。

ゾネントアのハーブティー

ハーブティーも飲んでも問題がない飲み物です。気分を紛らわしたり、変えるために飲んでいました。私のお気に入りのハーブティーブランドはゾネントア!特に「食いしん坊の断食ティー」と「ローズヒップ&ハイビスカス」がオススメです。

「食いしん坊のクマの断食」は何が断食に良いのかわからないのだけど、お腹減ったなぁ…って思っている時にこのお茶を飲むと、なんか落ち着くのです。プラシーボ効果かなとも思うのだけど、それでも効果があるなら良いか…と思ってます。

「ローズヒップ&ハイビスカス」もビタミンCが豊富に含まれるので、飲むとなんだかホッとする感じがしました。

玄米は白米の栄養素の6倍程で、ミネラルやビタミンが豊富と言われていても、玄米だけの食事だと、なんだかやっぱり足りない感じがします。

14日間の体重推移

体重はスルスルっと落ちていってくれたので、モチベーションは維持しやすいです。2週間って思っていたより長いです。肉体的・精神的な変化もありました。回復食に入ってから、体重が落ちたり増えたりがありましたが、最終的にはマイナス3kgでした。

7号食ダイエット中の心と体の反応と家族との生活

2週間の間に色々な体の変化を感じます。色々な方の7号食ダイエット体験談をチェックしてみたのですが、7号食ダイエットを続けられない…と思う理由の大きなものは瞑眩反応だと思います。

瞑眩反応(めんけん反応)

今まで食べていた甘いもの・カフェイン・脂肪・添加物…色々なものを急に摂らなくなったことで
体が痛みや痺れ、眩暈などの症状を起こすことを瞑眩反応と言います。

私の場合、2日目に軽めの頭痛が1日中ありました。普段、頭痛持ちではないので「おかしいなぁ…」という感覚だったのですが、調べてみてすぐ瞑眩反応だと思いました。

人によっては7号食ダイエット中ずっと頭痛との戦い…という方もいるみたいです。ほとんどの7号食ダイエットの紹介ページでは瞑眩反応が強い場合はダイエットを中止しましょう。と書かれています。

私もセラピストなので瞑眩反応や好転反応が起こることは分かります。急激な変化を体は嫌がるので、7号食ダイエットを挑むにあたって準備が必要だと思います。

頭痛以外の症状としては2〜4日目はとにかく寒い!食べてないから熱量が上がらないのか、これも瞑眩反応なのか?寒くて寒くて仕方がありませんでした。(7号食ダイエットを実施したのが2月)

玄米食期より回復食期がつらい

玄米食しか食べられない10日間は「他のものは食べない!」という意思がハッキリしているので、玄米以外を食べられないことに辛さを感じませんでした。

回復食期に入ると、食べられるものが増えてくるので、「まだ続ける必要ある?」という感覚になってしまって、自制するのがより一層強い気持ちが必要になりました。「もう食べて良くない?」と思っちゃいます。

家族の理解

子供達が「一緒にお菓子食べよう!」とよく誘ってきます。前半は「いま、お母さんは食べられないんだよ」と伝えていましたが、後半になると「いつまでなんだ?」「あと何日で終わるんだ?」「終わったら一緒にアイス食べよう」と子供達が私のダイエットを終わるのを心待ちにしていました。

子供達は一緒に食べられないのが不満…という感じではありません。なんとなくイベントだーっという感じでワクワクしている感じです。

手軽に始める7号食ダイエットセット

私が最近、玄米食で過ごす上でとてもお世話になっている「結わえる」。こちらの寝かせ玄米がとても美味しくて、この味に近づきたいと思いつつ、レトルトより美味しい寝かせ玄米が作れないのです。

そんな「結わえる」が7号食ダイエットに必要なものを7号食スタートセットとして販売しているので
玄米を炊くのは大変、という方も始めやすいと思います。

7号食ダイエットを終えて

2週間で3kg減ってくれたのは嬉しいです。瞑眩反応もあるので、トライしてみたい人は玄米を食べることに慣れておくこと、カフェインをあらかじめ控えるなど準備をしておくと14日間を上手く過ごすことができると思います。

出産と子育てで乱れた食生活を送っていたので、それを改められたのがとても良かったです。2週間かけて自分の食生活を大きくリセットできたかなと思います。まだ甘いもの食べたいな…とか産前の体重まではあと2kgほど重いので、ここからはゆっくりダイエットを進めていきたいと思います。

玄米生活より大変だった回復食期4日間のブログもぜひご覧ください。