こんにちは。
リタルダンドの千秋です。

5月に息子を無事に出産しました。お陰様でワタクシ、とっても元気です。ただ出産直後はこんなに体が変わってしまうものなのか…と自分の体にビックリしていました。腹筋はなくなり、体の柔軟性も無くなって。

「こんなんじゃ、ヨガの先生として復帰できないじゃないか!!」と思いました。家族からは、「まだ産んで1週間なんだから」と諭されながら、自分なりのペースでヨガを行い、なんとかマッサージもヨガも復帰することができました。

産後の回復については、また後ほど一つの記事にしたいなぁと思います。産後、改めてハーブのパワーも実感できたので、そのレシピも今後、ご紹介したいと思います。

自宅出産をなぜ選んだか

私は初の出産を病院ではなく、自宅で産む事を選択しました。

大学生の頃からアロマを学び、マッサージやヨガの仕事を通して自然療法を実践してきました。薬や病院との付き合い方もその時に学んだと思います。少しの体調不良では自然療法を試し、大きな不調の時には薬やお医者様を頼る。自然療法と西洋医学の上手な付き合い方をしてきたと思います。

では妊娠は病気?と考えた時、私の中では人間の自然なプロセスなので病院のドクターではなく、出産のエキスパートである助産師さんにお願いしたいと思いました。

学びの先にはいつも助産院

アロマやヨガを何人かの先生から教えて頂きました。アロマセラピストの先生は助産院でアロマトリートメントの施術をされていた先生であり、マタニティヨガや産後ヨガを学ぶ時にはアクティブバースという出産方法、自宅で産む事を知りました。今までの私の学びの中では全てが助産院にお願いする出産に繋がっていたように思います。

特にマタニティヨガでの参考図書;『ニュー・アクティブ・バース』ジャネット・バラスカス著
『バース・リボーン-蘇る出産-』ミシェル・オゾン著は自宅出産でなく、助産院で出産したい、自然に分娩したいと考えている人におすすめの書籍です。

家族からの反対

さて、いざ自分が妊娠して、バースプランを考えた時、もちろんすぐに自宅出産を決めました。幸運にも近くに自宅出産を扱っている助産院も見つかり、東久留米にある、さかもと助産所にお願いしました。

そして私の両親、主人の両親へと妊娠とバースプランの報告をすると、案の定、反対。両親達の心配はもっともです。何かあったらどうするの?病院の方が安心じゃない?と。まぁ、何を言われたからと産むのは私。両親たちの気持ちは汲みつつ、自分の納得できる出産方法を選択しました。

病院出産じゃないからこそ健康に

自宅や助産院で出産する場合、健康である事が前提になります。ひどい貧血だったり、逆子だったり。何かトラブルがあれば病院で出産する事になります。だからこそ10ヶ月間の妊娠生活の中で、体調の管理に気を配る事ができたと思います。

何かあったらどうするの?という事がないように健康に妊娠生活を送る意識を高める事ができましたし、何かあったら、すぐにバックアップの病院での出産に変更しなければなりません。

リスクのない妊娠はない

マタニティアロマトリートメントの勉強をした際に、先生からリスクのない妊娠はないと言われました。そう。妊娠している女性全てが何らかのリスクを抱えているのです。それがハイリスクなのかローリスクなのか。

助産院・自宅での出産はもちろんローリスクである事が必要です。妊娠中の生活で、食生活に気をつけたり、マタニティヨガを行ったり、出産に向かう準備。体の準備や心の準備をする事で母になる準備ができるのだと感じます。

リラックスした空間で出産したい

なぜ自宅なのか?

それは日常の中の一つとして子供を迎え入れたかったから、普段自分が寛いでいる空間で、できるだけリラックスした状態で出産したかったからです。

出産は日常の一部ではないですが、子供が生まれてすぐに自分の生活に戻れるのはとても素敵な時間でした。リビングルームで子供を産むために格闘し、無事に生まれ、自分のベッドでゆっくりできる。本当に貴重な出産を過ごせたと思います。

自宅出産、不安に思われる方もいらっしゃると思いますが私にとってはとても良い出産でした。自宅での出産はどんな感じだったのかは別記事で…。